人を動かす人になれ

「人を動かす人になれ」を読みました。日本電産社長の永守社長の本です。この人は常人ではないので全部真似することはできませんが、わずかでも真似ができれば成功に近づけると思います。この本は主に人事管理に関する永守社長の考え方を開陳しています。備忘します。

50歳を過ぎてつくづく思うのは、健康の大切さとありがたさである。健康には十二分に注意しているおかげで、この9年余風邪ひとつひいたことない。ちなみに、私の健康法は週45,000歩、歩くこと、食事の好き嫌いは一切しないこと、大きな声で話すと、そして、仕事で徹夜をすることはあっても、夜遊びもせずに規則正しい生活を送ることであ。(36ページ)
…上司は部下の心をほっとにするために最大限の努力を惜しんではならない。そのポイントになるものは部下とのコミュニケーションの取り方だ。…最低不安を与えないようにしなければならない。そのためには、上司の方からこまめに話しかけること。…とにかく「言わなくても分かっているだろう」というタイプが1番よくない。 43ページ
成功を決するのは、スピードが50% 、ハードワークの30%、トータル的能力が15%、学歴や経験が3%、社歴や知名度が2%だというのが私の分析である。(47ページ)
話し上手な人にか共通しているのは、一時間話の中にはいいたいことは1つ、あるいはせいぜい2つぐらいまでに絞り込んでことだ。… (61ページ)
ち内容については相手のキャリアに応じて次のようにアレンジする。というのは私の考え一般社員には危機意識30%夢やロマン70%…部課長クラスの管理者に危機意識70%夢やロマン30%、役員クラスには危機意識中90%、夢やロマン10% (65ページ)
プアーな人物は多いが、ハングリーな人材が少ないというのが実感である。(103ページ)
女性の部下を多数抱えている管理者にも、私がよく話して聞かせるものは3倍の法則である。女性に指示を出したり、注意を与える…場合には、男の3倍の時間をかける。(120ページ)
定年の近い社員のやる気を起こさせることは、組織全体を活性化させる1つの秘訣であると思う。(131ページ)