攻殻機動隊

スカイクロラ」の話を後輩にしたら、「攻殻機動隊」を見たかどうかを聞かれました。押井監督の記念すべき名作を見ないでスカイクロラを語るべきではないとの論調でした。ようやくネットで見つけて、315円を払い、ただいま見終わりました。

今から13年も前の作品とは信じられません。「ネット」という言葉自体が物珍しかった時代によくもまあここまで!というのが偽りない感想です。ビルから降りて着地するシーンも落下シーンもマトリックスに多大な影響を与えているのがよくわかりました。安易に理解してはいけませんが、自分の「存在」について思うところがありました。続編の「イノセンス」も見ようとしましたが、これはネットではだめで、TSUTAY ADISCASで予約しました。尚、その後輩は、まだ「スカイクロラ」は見てないそうです。最も重要な台詞が聞き取れなくて何度もリプレイしました。検索によると以下のようでした。このあたりは、シーンとの関連も含め、難解でよくわかりません。

新約聖書「コリント人への第一の手紙」の一節(第13章11節)からの引用です。


…愛は寛容にして慈悲あり。愛は妬まず、愛は誇らず、驕(たかぶ)らず、非礼を行はず、己の利を求めず、憤(いきど)ほらず、人の悪を念(おも)はず、不義を喜ばずして、真理の喜ぶところを喜び、凡(おほよ)そ事忍び、おほよそ事信じ、おほよそ事望み、おほよそ事耐ふるなり。愛は長久(いつ)までも絶ゆることなし…

童子のときは語るも童子のごとく、思うも童子のごとく 論ずるも童子のごとくなりしが、人と成りては 童子のことを棄てたり。今我ら鏡もて見る如く観る所おぼろなり、されどかのときには顔を対(あわ)せて相ま見えん …げに信仰と希望(のぞみ)と愛と此の三つのものは限りなく存(のこ)らん、而(しか)して其のうち最も大いなるは愛なり。

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Blu-ray Disc BOX 1

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