書く力

いろんなことがあるなあ、…というのが最近の実感です。リーマンブラザーズは潰れるし、知盛の様に「見るほどのものは見つ」というのはまだ早いですね。

ところで、このところ長大な企画提案書を作成しているのですが、内容はともかく、文章に悩みます。読み手をよく意識してと考えると、読み手のことをよく理解していないことを痛感します。相手をステレオタイプで考えると、つい万人受けする内容に堕して、書いていて自分自身が面白くなくなっていきます。文章を職業にしている人は本当にお気の毒です。

斉藤孝さんが「原稿用紙10枚を書く力」で書いてます。


「…私の感覚では400字詰め原稿用紙1枚が1キロにあたる。10キロをいきなり走れと言われたら、ほとんどの人が尻込みするだろうし、まず走れない。しかし、トレーニングをこなせば、10キロ程度ならだれでも走れるようになる。…私は、書くことにおいては、原稿用紙10枚を怖がらない人を文章が書ける人と定義している。…10枚書ける人は、長い文章を書く基礎的な力をつかみ、本を書ける可能性を手に入れたことになる…」

どうなることやら…

原稿用紙10枚を書く力

原稿用紙10枚を書く力