社会不安

「遊星からの物体X」を見ました。これまたSFの名作と言われていますが、初めて見ました。ラストシーンは人間とは何か?を問いかけてるのではないかと思います。お奨めします。ただのSF映画ではありません。

遊星からの物体X [Blu-ray]

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「七瀬ふたたび」3話−7話まで見ました。主役の蓮佛美沙子さん、あまり評判がよくないようだけど、私は好きです。というよりだんだん好きになってきました。薬師丸ひろ子主演の「セーラー服と機関銃」「ねらわれた学園」、原田知世主演の「時をかける少女」を見ているような気がします。きっとよい女優さんになると思います。8話以降が楽しみです。

さてブログを数日休んだ理由は、ただの飲み過ぎです。昨日は終日家で伏せっていました。尊敬するK先輩が今年3月に階段から落ちてお怪我なさったのですが、その全快祝いでした。40人ほど集まりました。昔話で盛り上がって、K先輩と朝まで飲んでしまいました。昔の友人達にたくさん会いました。ほとんどは経営者です。パワーダウンしている人、成長している人、変わらない人、それぞれでした。難病で再起不能と言われていたU女史と話しました。「奇跡ではないですか?」「気の持ちようでこうなったの、奇跡よ」昔のように美しく本当に驚きました。落語家のS師匠は20年ぶりに高座にあがるそうです。痛々しいくらい痩せていました。

閑話休題。本日、事務次官を殺害した小泉某が逮捕されました。多分世間から無視されることに耐えられなかったのでしょう。心の闇の解明が必要です。特に家族へのテロは卑怯です。「未来世紀ブラジル」はテロに対する防御としての管理社会を描いていました。こんな事が続けば、国民は警察国家を望むようになるかもしれません。法律を守るというモラルが失われれば、そうなるしかないかもしれません。福沢諭吉は子供達のために「殺さないこと」「盗まないこと」「弱いものいじめをしないこと」を教えていました。例の大学生は家宅捜査のとき「マジすか」なんて言ったようですが、社会はマジです。法律を犯した大学生達は苦労の多い人生を自ら選びました。お気の毒です。貼られたレッテルを外すだけで人生が終わってしまいます。老人から金を巻き上げる詐欺の若者達もきっと良い人生にはなりません。「天網恢々疎にして漏らさず」必ず天罰が下ります。ネットでの英雄視をテレビで評論家は恐れていました。言っているほど恐ろしくはありません。多分ギリギリで良識が勝つと思います。

政治はもしかしたら仮想敵を作り出すかも知れません。マスコミは乗ります、そんな予感がします。悲観的かな…