ロシア新興財閥

本日夜、NHKで、ロシア新興財閥の苦境を報じたドキュメンタリーをやってました。リーマンショック前からの取材だったようで、自信にあふれた経営者が、自信を失い、憔悴していく経過を見て、他人事には思えませんでした。国家には頼らないという経営原則を曲げて、プーチンリスト(救済される企業リスト)に載せてもらうように悪戦苦闘する姿に苦悩が滲み出ていました。プライベートジェットには乗らない、さらに細かいコストカット指示をする等々、身につまされました。「成金め、ザマアミロ」なんていう奴がきっと日本には一杯いるんだろうなあ。会社は儲けなくてはいけません。経営者は嵐に備えて儲け続けなくてはいけません。あたりまえです。

中山素平氏は「21世紀のリーダーの条件はいろいろありますが使命感と責任感になるでしょう」と言っております。部下に信頼されなければ何もできません。少なくとも私は自分のためにと思ったことはありません、それが私の誇りです。