「おくりびと」つづき

一昨日、昨日、約50名の新しい仲間達に私の「おもい」を話しました。内容ではありません、私自身のエネルギーを理解してもらうのが目的です。若い男の子達は理解できないようでしたが、年齢の上の女性達は深く頷いてくれました。そのあとに26歳の若い女性の身の上話を聞きました。「彼は嘘をついている、その恋はうまくいかない。優しいだけじゃ生きていけない。一緒にいれば、あなたが不幸になる」「両親も同じ事を言ってます、以前の彼を知っている上司も、でも…」「自分で決めなさい。結婚して後悔しても、しなかった後悔よりいいかもしれないし…」と。

先日のパネリスト講演の発言要約の確認がありました。非常に良くまとまっていました。言いたかったことが簡潔に表現されていました。ビデオや録音では実際そのようではないのですが、紙の記録として残るものがうまく修正されて残るということに満足しています。訂正は無しです。

今期決算の最終段階に入りました。もうジタバタしても始まりません。最後の督励を行い、流れに身を任せるしかありません。結果的に予算には遠く及びませんでした。しかし自己評価としては全力で取り組み、それなりの結果がでたと思っています。外の評価は別のものになるのはしかたがありません。事業は結果です。金融関係がご挨拶との名目で訪れます。株主関係も同様です。多分、会社の状況と私の表情を確認しにくるのだと思います。

「死は…門だ、私は門番として死にゆく人に、いっってらっしゃい!また会おうと言って送り出す」と。「おくりびと」の火葬場職員のせりふです。昨日は妻を心から、いとおしく思いました。よくこの歳まで我慢してくれたものだと感謝の気持ちで一杯になりました。また死んだ母に「母ちゃん、ごめん」と叫びたかった気持ちを抑えてしまった自分を恥じました。ダメ息子でした。ダメ息子の内容は、辛くて書けません。お母ちゃんごめんなさい。