アジテーション

さきほどまで「経営の教科書」の冒頭部分を読んでいました。経営には「理念」が必要だと著者の新氏は述べています。次に「情熱」が必要だというところまで読みました。

当社の「理念」は何だろう、皆が本当に賛同しているだろうか。新入社員の研修でもっとゆっくり説明すればよかったと反省もしました。

…この理念に基づいて仕事をしたい、理念を実現するにはどうしたらよいか、今年度はこれをテーマに仕事をすることにしました。この3年間、余りの苦しさに、「理念」を忘れかけていたと反省しています。

実務の効率を上げて、将来のことを考える時間を多く取ろうと思います。実務の効率化はIT化の推進で行い、余った時間で、管理職の皆さんや一般の従業員に情熱を伝えていくのが私の仕事です。

「20歳のときに知っておきたかったこと」を読んで、「自分に許可を与える」ことの重要性と「未来の不確実性こそがエネルギーの源泉」であることを知りました。またリーダーとしてやることは山積しているとの認識に至りました。イノベーションです。経営革新を起こさなければ勝ち残れません。「理念」が実現されません。

人に会うこと、学ぶことを再び自分のタスクにして、まずは自らの革新を起こすことにしました。何もしないでも、何かを成し遂げても人の一生です。好きなように、やりたいことを精一杯やりたいと思います。新入社員に「何人も行動することなしに意欲することはできない」(アラン)と伝えました。好きなことをやるから楽しいのではなく、一生懸命したことが好きになって、楽しくなるというのが人間だということです。この考え方を自分にも強く言い聞かせて、これからの仕事をしたいと考えています。

皆さんは私に追いついてこれないかも知れません。当たり前です。経験が違うからです。私より優れていれば社長の席に座って下さい。心配はいりません、そのうち追いついてこれるように皆さんを刺激し、教育するのが私の仕事です。自立的に行動できたら一人前です。100人にひとりくらいは到達するそうです。

昨日、久々にセミナーに参加し、強い知的刺激を受けました。アップルのスティーブンジョブスは自分の好きなものを作って、成功した、現在のマーケティングは、MARKET IN ではなく PRODUCT OUT かもしれないと教えてもらいました。市場に合わせるのではなく、出したいものを作ってしまうということです。

…良いアイデアがあったら…意見を述べて下さい。…どんなことでもいいので、業界や会社の変革について是非議論しましょう。意見をどうぞ。