8割捨てたら仕事の9割はうまくいく

「8割捨てたら仕事の9割はうまくいく」(薄井由妃著 朝日出版社刊)を読みました。著者はマネーの虎に出演していたそうです。昨日読んだ「ツキの正体」に「何かを得るためには捨てることが必要だ」という話に通じるものがあり、書名に惹かれて読んでみました。「一生懸命に疲れている人」の技術論です。著者は謙遜していますが、なかなかのくせ者です。テクニックは真似できますが、考え方は尋常ではないので、若者は、誤解なきよう。私の経験から言いますと、成功するのに最短のコースを示していると思います。失敗を重ねた人が読めば、この本の価値が十分に引き出されると感じました。反省した部分、勉強になった部分を備忘します。

8割捨てたら仕事は9割うまくいく

8割捨てたら仕事は9割うまくいく


仕事ができる人や、周囲に応援者や協力者など見方が多い人は、(やらなければならないが出来ない仕事 スタッフのトレーニング、事業計画や資金計画、大切な方とのコミュニケーションなど)の仕事を大切にして、かなりの時間をかけてるといってもいいででしょう(p.52)

私が勧めるのは、書店。書店に立ち寄る習慣をつけることです。…書店でしか得ることができない情報が多いことを知って欲しいのです。(p.73)

会話をする場合、あなたが話すのは2割が適当です。(p.93)

自己紹介は、フルネームを名乗って始め、仕事の内容や実績はどうしても伝えたいことを一つ、ポイントを絞って伝えましょう…最後はフルネームで締めくくる。この方法ですと、1分もあれば十分です。(p.113)

超短文の基本は3部構成+1。長くても5行程度です。1.書き出し…2. 本文…3.文末…+追伸 …味方を増やしたいならば、超短分で。これで私は人脈を拡げ続けています。(p.125)

ヒット商品を開発したいと意気込んでいたら…。「目新しいのか?」「イエス」イエスだったら「共感できるか?」その順番で施行を整理していってください。そしてあなた自信も「新規性と共感性」を持ち合わせているのかどうか、絶えずチェックしてください。(p.143)

…目をつぶり、今日一日にあったいいことを一つでいいから、思い出します。ささいなことで構いません。(p.154)

(成功者は8割すて2つのPに集中する)PERSONALITY(個性・人柄)…PEACE(平和・安泰)…周囲にも穏やかさやゆとり、やわらぎ、平和の雰囲気をプレゼントしてあげるようにしましょう。(P.162)