日野原重明・99歳の挑戦

NHKオンデマンドで「“死”を見つめる舞台へ〜日野原重明・99歳の挑戦〜」を観ました。昨日、4回観ました。教育チャンネルで11月3日(水)18:10〜18:45に放送されたものです。語り(語り手)は安田成美さんです。99歳にして挑戦を続ける姿に感動しました。本編を視聴した方は生き方が変わると思います。私も生涯現役の勇気が湧いてきました。


葉っぱのフレディ―いのちの旅

葉っぱのフレディ―いのちの旅


長寿・健康で高齢のカリスマ、日野原重明さん。99歳の現役医師として、終末期医療に臨む。末期がん患者などの“死の不安”とホスピスで向き合うなか、自らの命の哲学でつくったミュージカル「葉っぱのフレディ」に情熱を傾ける。ベストセラーが原作で、子どもたちと歌い踊る舞台。2010年、海外初公演として挑むのは、演劇の本場ニューヨーク。満員の観客が大喝さいを送ったアメリカ公演への挑戦と、医療にかける情熱を追う。

終末医療の回診のシーンで日野原先生が神様だというのがよくわかりました。日野原先生との対話で死の直前の患者さんから不安や恐怖が無くなっていきます。別のシーンでは、子ども達に自分の心臓の音を聞かせながら、「酸素は見える?」「見えない!」「酸素がないとどうなる?」「死んじゃう!」「いのちは見えないけどあるんだよ」「生きるっていうのは時間を使うことだよ」と。若い医者達には「頑張れ、頑張れじゃなく、よかったね、それでいいんだと共感してくださいね」と。輪廻転生を明るく語ってくれました。私もこれから「死」を受容できるよう精一杯、修行します。

ミュージカル「葉っぱのフレディ」が、小椋桂さんのアルゴミュージカルとよく似ていたので、ネットで調べたところ、やはり同じ人がプロデュースしていました。ただちに童話(哲学書)「葉っぱのフレディ」をamazonで購入しました。