水を打つ

「水を打つ」(堂場瞬一著)を読みました。競泳をテーマにした小説です。昨日、4時間ほどで一気に読みました。飽きさせない良い小説です。私自身は水泳は得意ではありませんが、お会いした競泳のオリンピックメダリストや参加者も「こうだっったのかなあ」と大変興味深く読めました。小泉のモデルはたぶん北島です。表紙の解説を備忘しておきます。


水を打つ(上) (実業之日本社文庫)

水を打つ(上) (実業之日本社文庫)


競泳メドレーリレーを舞台に死闘を繰り広げる男達のドラマ

競泳自由形の日本記録を持つ矢沢大河は、前回の五輪の4×100mメドレーリレーでは僅差でメダルを逃し、雪辱を期している。そこに現れたのが高校3年生の小泉速人。不穏当な言動で選手の反発を買う小泉は、新型水着「FS−1」を身につけて好記録をたたき出す−個人競技に於けるリレーとは何か、ツール(水着)とは何かを迫真の筆致で描く問題作。