八百長

池田信夫先生「八百長は日本の伝統」には笑えました。興味のある人は読んでみて下さい。

http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51672987.html

八百長といえば、今回の税制改正案について、私の尊敬する北岡先生(東京メトロポリタン税理士法人代表)が、今月号の「いい会社にしよう」で述べていますので転載しておきます。(北岡先生、無許可で済みません)私は「役員」ではありませんが、これでは起業の意欲をそぎます。海外に出るしかなくなります。

http://www.tm-tax.com/



…給与所得控除額に限度を設けるという改正、これはまだ何とか納得できます。ただし役員の場合には、年収2000万円を超えると、給与所得控除額が徐々に減り、4000万円を超えると、役員でない人の半額になってしまう。…役員というだけで、給与から引ける経費が減ってしまい、税金を多く払わなければいけない、これは全く不合理な改正だと思います。憲法違反にならないだろうか、とすら思ってしまいます。

また減価償却費の償却率を下げる改正、つい四年前…国際競争力をつけるということで、…償却スピードを世界トップクラスにしたばかりなのに…反面、国際競争力を高めるという理由で、法人税率は下げている。まったく矛盾している改正が並んでいます。

 その他相続税や贈与税の最高税率アップや、相続税基礎控除の大幅な下げ(増税)など、取れるところから取ろうと、財源探しの場当たり改正が多いと思います。