三国志演義「荊州争奪」


ビデオで「三国志」の一部、「荊州争奪」を観ました。中国のドラマづくりも随分上手になってきました。内容は赤壁の戦いのあと、荊州をめぐって、魏呉蜀が謀略戦と戦争を行うエピソードです。英雄、周瑜が天才、孔明と渡り合う有名な話です。義を捨て簒奪したことを正当化する孔明、戦後の収拾を計る曹操孫権の言葉はまことに意味深く、政治を感じました。個人的には孔明の南伐作戦「七禽七縦」で孟獲を心服させる話が一番気に入っています。


三國志演義 DVD-BOX 全7巻

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赤壁の戦い」で勝利を収め、曹操を北中国に追い返した後、同盟関係にあった呉と蜀(劉備軍)は、荊州の争奪戦を始めた。周瑜は要地の南郡を攻めた。周瑜自身が負傷するほど苦戦したが、ついに南郡を守る曹操軍を城外に誘き出して討ち破った。しかし、周瑜が城に入ろうとすると、城は雲長(劉備軍)に横取りされていた。さらに別の城も蜀の手に落ちたと報告があり、周瑜は怒りのあまり矢傷が裂けた。