社長の着眼点 2


「社長の着眼点」その2を読みました。値決めは社長の重要決定事項です。「先発がいる場合は安く、競合がいない場合は高く」という常識を否定しています。また社員は容易には動かない、動かすには、チェックしまくることが大切だと説いています。中小企業の社長は必死で働かなければいけません。

…先発がいる場合は、その企業よりも、まずは30%以上高い価格設定にすること。その理由は、…なお売れるくらいの差別化のポイントがないと顧客に利益がないからと述べた。(2−p.10)
先発企業がないときの値決めは「できるだけ安く!」である。(2−p.12)
大号令をかけただけでは社員は動かない。…社長がマシンガンのようにPDCAを撃ちまくることだと思う。まずは、この苦境を乗り切るための方策を、社長が考えに考え抜く。そして、指示をしまくる。指示をしたら、行動を催促しまくる。行動を催促したら結果をチェックしまくる。チェックしたら改善策を出しまくる。(2−P.18)