ダチョウの卵で、人類を救います

「ダチョウの卵で、人類を救います」を読みました。dimeの特集記事を読んで取り寄せてみました。京都府立大学の教授(獣医学博士、44歳)が書いた本です。内容は表題の通り、ダチョウの驚異的な生命力に魅せられた学者が、ダチョウの免疫力に目をつけ卵から抗体を抽出しアトピー治療用化粧品や新型インフルエンザに対抗するマスクを開発した物語です。エイズの感染予防もできるそうです。産学協同、ビジネス感覚など、研究開発型のベンチャーは、「かくあるべし」の見本です。著者の塚本先生はアメリカなら、すでに大金持ちでしょう。世の中には面白い人がいるものです。それにしても著者の写真を眺めていると、とぼけたかんじがよくでています。