東大のディープな日本史

「東大のディープな日本史」を読みました。この本自体がディープです。白村江の戦いの顛末と、当時の東アジア状勢について理解できました。渤海新羅が日本に朝貢していたとは、ちょっと驚きでした。藤原道長は、関白にならなかったそうです。当時、関白、摂政太政大臣は飾りに近い役職なので、なっても意味がないと判断したとのことです。平清盛が政権をとれたのは、上皇という朝廷権力以外の権力が存在していたからとの説明は納得がいきました。さらに北条が将軍になれなかった理由(田舎侍なので)もよくわかりました。
この本は児島ひろゆきさんに差し上げます。彼なら楽しめると思います。

歴史が面白くなる 東大のディープな日本史

歴史が面白くなる 東大のディープな日本史