仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか

「仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか」を読みました。2008年の刊行です。私の長期todoリストに「週3回の運動」がありますが、禁煙の次に実現が難しい事項だと思っていました。この本を読んで運動を継続することは、禁煙を継続するのと全く同じであることがよく分かりました。半年がポイントです。つまり「構えない」で運動を習慣化することが大事だそうです。「なりたい自分」になれそうな気になりました。今日から実行します。備忘します。

仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか (幻冬舎新書)

仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか (幻冬舎新書)

トレーニングは苦しい。しかし、それへの耐性ができることで、仕事や日常成果のトラブルやアクシデントに対しても…大丈夫と思えるようになる。(p.27)
…トレーニングも同じで、歯磨きのように習慣化することによって、続けられるようになる。最初の動機は「もてたい」「はやっているから」「健康診断が近い」など、どんなことでもいい。習慣になると自信がつく。(p.28)
…2,3ヶ月続けば、半年まであと少しだ。半年続けば、ほとんど半永久的に続けられる。しかし、ここで脱落する人が多い。(p.42)
…トレーニングを続けていくためには、最初から目に見える効果を期待しない方がいい。トレーニングの目的は「続けること」にあると言ってもいいくらいだ。(p.58)
…トレーニングとは、「肉体に何かしらかの負荷を与えて、適応現象を引き出すこと」と定義できる。(p.76)
法的には、食品は100グラムあたり5キロカロリー未満であれば「カロリーゼロ」、20キロカロリー未満なら「カロリーオフ」との表示が認められている。(p.85)
活性酸素の影響は、シミやシワなど肌に出やすい。…有酸素運動はクセになりやすく…依存状態になりやすいので、活性酸素の影響を受けやすいと言える。(p.93)
うまくいく人は、一見スローな感じがする。…スローラーナーは…気負いや焦りがない分、あまりやる気になってないように見えるが、決してモチベーションが低いわけではない。(p.108)
…「通えるか」「目的に合った効果的な指導は受けられるか」「施設の手入れ、清掃状況はどうか」というチェックポイントさえ抑えていれば、高い金を払わされることはない。(p.146)
(成功者は)静かに、目立たぬようにトレーニングするという点でも共通している。…これ見よがしな大声を出したりしない。(p.209)
黙々と孤独にマシンに向かう成功者の姿は、そのまま彼らがビジネスのピンチをいかに乗り越えてきたかを物語っている。筋肉だけではなく、人間性そのものが「超回復」を続けているのがわかる。(p.214)