もう一度高校数学

「もう一度高校数学」を読みはじめました。佐藤優「読書の技法」からの購入です。副題は「数1A・数2B・数3Cがこの1冊でいっきにわかる」とありました。「語りかけるような」丁寧な解説で、「わかりやすい授業」を受けるような感覚という宣伝文句は嘘ではありません。著者の高橋一雄氏に脱帽です。2時間ほど読んで、数学をやりなおす勇気が湧いてきました。勉強して池田信夫先生推薦の「マンキュー入門経済学」を理解できるようになりたいと思います。尚、先週観た、NHK「数学者はキノコ狩りの夢を見る〜ポアンカレ予想・100年の格闘〜」「素数の魔力に囚われた人々 リーマン予想・天才たちの150年の闘い」にも影響されていると思います。
さてノートで演習をしながらなので、たいへん時間がかかります。第1章「数とはなにか」から躓きました。まず無理数を完全に忘却していました。さらに演習問題で(a+b)の2乗をa二乗とb二乗を単純に足してしまいました。その展開式を思い出さないことに、さらに衝撃を覚えました。総ページ数500余、半年がかりの学習になると思います。備忘します。

数IA・IIB・IIICがこの1冊でいっきにわかる もう一度 高校数学

数IA・IIB・IIICがこの1冊でいっきにわかる もう一度 高校数学

数学の話を始めるときは、どうしても最初に”数”に関してのお話をしなければなりません。理由は、高校数学では必ず「扱う文字がどの範囲の数であるか!」を最初に指定してくるからです。…<数の名称>自然数。整数。分数。有限小数循環小数有理数無理数。実数。虚数複素数。お気づきだと思いますが、…順に数の世界が拡がっていきます。(p.012)
有理数とは一言で言うと「分数で表せる数」…無理数とは…「整数比では表せない数」…円周率や自然対数の底など…(p.016)