気の持ちようの幸福論

「気の持ちようの幸福論」を読みました。古本屋で題名に惹かれて購入しました。だいたい私、小島慶子アナウンサーを知りませんでした。さきほどネットで調べて、元TBSアナウンサーで現在はフリーで背が高くて、水着の写真集を出している、キラキラという番組を自ら降板した、人だなんて知りませんでした。
さて内容は、以前のインタビュー記事などをライターがまとめたようで読みやすくできてます。母との確執からはじまり、リスナーやツイッターのフォロワーとのバトルの数々、面白いエピソードが散見されます。著者は傷つきやすいお嬢様です。いい奴だけど付き合うのは辛い奴です。備忘します。

気の持ちようの幸福論 (集英社新書)

気の持ちようの幸福論 (集英社新書)

…すべては気の持ちよう。そう言ったら呑気すぎますか? でもね、本気で気の持ちようを変えるのは、なかなか勇気のいることなんですよ、きっと。(p.12)
養老孟司さんが、今回の震災について「自然は答えだ。問ではない。こういう答えがでたということは、『何が問いだったのか』を考えるべきであると」と…(p.65)
…用心深さを笑わない世の中、用心深さは勇気であると言える世の中。それは臆病とは違います。(p.117)
ダライラマ…は「日本の学生は、世界からみるととても教育水準が高い。だけど英語力がないからもったない。英語さえできれば、世界中が彼らの舞台になるのに」って…(p.131)