夢違

「夢違」を読みました。「悪夢ちゃん」の原案小説です。北川景子さんのファンとしては読まないわけにはいかない… テレビドラマとはストーリーが全く違います。「夢を映像化する装置の発明」がストーリーを動かし、「夢は外からやってくる」というモチーフで全編貫かれています。同じところはその2点だけです。翻案した脚本家の想像力に敬意を評します。小説自体は一種の心理小説で、言ってみれば「幻魔大戦」を延々と読んでいるような気分でした。最後のシーンはとてもよくかけています。わりと好きなタイプの小説です。

夢違

夢違