ウェブでの伝わる文章の書き方

「ウェブでの伝わる文章の書き方」を読みました。文章の書き方ばかりでなく、htmlの基本まで触れています。勉強になりました。要は、見出し、単文、改行です。備忘します。

ウェブでの<伝わる>文章の書き方 (講談社現代新書)

ウェブでの<伝わる>文章の書き方 (講談社現代新書)

実は一番大切なことはとても単純で明快です。それは読者の立場になって考えるという一点です。…逆に見れば見出しが目に止まった瞬間に内容を推測しにくい記事をクリックしませんし、使い方が分かりづらそうなサービスをふたたび訪れたりはしません。(p.15)
ヤフー知恵袋の「質問する」というボタンの表現がただ「質問」とだけあったとしたら、皆さんはどう感じるでしょうか。このボタン押すことで何ができるのか、または何が始まるのか想像できるでしょうか。実際はボタンの意味もよくわからず押すのをためらってしまったりしないないでしょうか…はっきり解りやすく伝わるようにできます。この表現にはそのような人や配慮があるのです。(p.34)
まず相手に関心を持ってもらうことこそ伝わる秘訣です。簡潔な一文ですがこの本書のテーマである伝わるということの意味を的確に言い表しています。(p.41)
さて読者層を想定した際に、まず重要となるのは、やはり見出しです。文章そのものも大事ですが、読者があなたの文章を選んで読むうえで、最初の入り口となるのは、見出しです。(p.48)
このように検索される可能性があるキーワードを無理のない形で文章に入れることが、みなさんの文章に読み手の目を止めてもらう手段の1つなのです。(p.78)
…この際、最初の書き込みに全く手を加えずに、言うならば全文転載する形で回覧することを公式RT 、自分のコメントを付け加えるなどして、引用に近い形で回覧すること非公式RTと呼んでいます。 Facebookのシェアもほぼ同様です。自分とつながっている人の書き込みをそのまま自分とつながりのある人に向けて回覧する仕組みで、さらにコメントつけることもできます。(p.130)
そしてもう1つ言えることは共感は時として意外なところから湧き上がり思わぬ形で自分の伝えたいメッセージが伝わるということです。その時のこと思い出してみると正確に誠実に日したことは周囲の人々の共感を呼ぶようです。明日私が他の人の文章に共感するのは、そう言った場面が多いはずです。考えてみれば当たり前のことかもしれません。(p.134)
…よく読まれた記事と、そうでない記事を比較します。どのような書き出しや文章の時に、反響が大きかったのかを調べましょう。そうすれば読み手に読まれる表現が伝わる表現の具体例がきっと見つかります。(p.159)
短文で書く。改行を入れる。箇条書きにする。リンクを用いる。画像差し込む。変化を明示する。(p.163)