バフェットの教訓

「バフェットの教訓」の教教訓を読みました。天才投資家の箴言集です。意味が深くて、何度も読み返さないといけませんでした。ホリエモンと同じ様なことも言っているし、松下幸之助氏と同様の注意も随所にありました。「優秀な部下が災いを招く」というのは先人の教えとして記憶に留めておこう。要するに、投資成功のコツは長期投資がよく、分散投資はいけないとういことだ。備忘します。

史上最強の投資家バフェットの教訓―逆風の時でもお金を増やす125の知恵

史上最強の投資家バフェットの教訓―逆風の時でもお金を増やす125の知恵

幸せとカネは別物である。「成功の定義とは何ですか」と大学生に問われたとき、「愛されたいと望む相手から愛されることだ」と答えた。たとえ世界一の金持ちになれたとしても家族や友人から愛されていなければ、それは世界一貧しい金持ちに過ぎないのである。 27ページ
金を持っていれば、ある程度、周りの環境を面白おかしく変えることができる。しかしいくら金を持っていても、愛情や健康を買うことはできない。44ページ
今日、誰かが木陰で涼を求めるのは、ずっと昔、誰かが木を植えておいてくれたからである 72ページ
誰かを雇うとするときには、誠誠実さ、知力、実行力という3つの資質に注目すると良い。中でも1番重要なのは誠実さである。なぜなら、不誠実な従業員を雇った場合、知力と実行力は、あなたを窮地に陥れるからだ 89ページ
分散とは無知に対するリスク回避だ。だから勝手知ったる者にとって、分散の手法はほとんど意味がない。 117ページ
…入札戦争が勃発したときは負けるが勝ちである。入札戦争を戦う上で問題なのは、相手に負けたくないという気持ちが合理的な思考を押しのけること。やたら大きなエゴを持つ経営者は、株主の金を使って、信じられないような高値でビジネスを落札する。自分の懐が痛まない時、人は割に合わない買い物しやすくなる。しかし古今東西割に合わない買い物して金持ちになったという話を聞いたためしがない。 190ページ
我々が歴史から学ぶきなのは、人々が歴史から学ばないという事実だ。 198ページ