絶対達成する部下の育て方

「絶対達成する部下の育て方」を読みました。勉強になりました。「部下の育て方」の本ではなく「売上目標必達の方法」のhow to本です。売り上げ予算が達成しない理由は、チームに目標予算を達成する明快な意思がないと断言しています。そこで、予算に焦点を当て、行動量を圧倒的に増やせば、「最低でも予算達成する」ようになると述べてます。本書の内容は、私の経験から、たいへん合理的です。が、この著者をコンサルタントにお迎えするのが最も合理的かもしれません。備忘します。

絶対達成する部下の育て方――稼ぐチームに一気に変わる新手法「予材管理」

絶対達成する部下の育て方――稼ぐチームに一気に変わる新手法「予材管理」

大切なのは、「君の予算はいくらなの?」と繰り返し尋ねること。(p.26)
営業はお客さまとの人間的なおつき合い、いわゆる「信頼関係(ラポール)」を構築するために存在します。お客さまへの「情報伝達」のために営業が存在するわけではないのです。(p.41)
…結果を出していないのに、効率化がどうのという視覚はありません。まずは行動量を増やして結果を出してみること。その体験があって初めて「どうしたら高率が上がるのか」という質をあげる話ができるのです。(p.59)
…できない理由のない行動をロックすることで、やりきる習慣が身についてきます。(p.67)
徹底させたことがあります。…「会議時間に遅れないこと」「会議資料の提出期限を守ること」の二つでした。(p.76)
…はっきりいいます。「仕掛かり」の「予材」をすべてオープンにしなくていいのならば、営業組織は必要ありません。(p.93)
…「白地」を埋めるにはお客さまのところに行くしかない…(p.108)
…組織全員、目標予算の2倍の「予材」を積み上げるのです。(p.115)