人を動かす人になるために知っておくべきこと

「人を動かす人になるために知っておくべきこと」を読みました。ワタミ渡辺美樹さんの監訳です。ポジティブシンキングの本です。元気なときは読み流せるのですが、そうでないときは辛い。笑いながら読めたので今の精神状態は悪くないのかも…備忘します。

「人を動かす人」になるために知っておくべきこと

「人を動かす人」になるために知っておくべきこと

…面白かったのはカリスマ性のある人の周りではいつもワクワクするようなことが起こってるというフレーズだ。(4ページ)
使命感とは、ある意味で思い込みなのかもしれないがそんな思い込みが強い人間の方が最後の踏ん張りが利くのだと思う。(7ページ)
いいリーダーになっていく人は、ズバリ結論から入り、次にストーリーで納得させて、最後にもう一回結論を言って終わる(8ページ)
重要な決断をするにあたっては私は1週間の時間を取る。その一週間の間にイメージが広がっていく。( 9ページ)
「敏感、迅速に対応せよ」反応の素早さは誠実さの現れである。対応が遅ければ遅れるほど、相手からの信頼を大きく失うことになる。背景の気持ちや感情には、敏感迅速に対応し、先延ばし体質から今すぐ脱すること。 (26ページ)
人に自信を与えるのに一番有効な手段は手を差しのべ励ますことである。そして頑張れば将来いいことがあると希望を持たせることだ。(29ページ)
…否応なしに引きつける資質、いったい何か。一言で言うとそれはカリスマ性である。平凡な人を向ける鍵は、このカリスマ性にあるといってもいい。(40ページ)
モチベーションを高めるカギは希望を与えることである。(50ページ)
人のモチベーションを高めたり、他者を巻き込んだりしていくのに欠かせない資質があるとすれば、それは自信である。この自信にビジョン統率力、過去の実績といった要素が加わると、人々のモチベーションに作用して強烈なパワーが生み出される。 (56ページ)
自信は自分に勢いを与えてくれる。自信は人格や技能や知識の代わりにはならないが、それらを培う原動力となり、理想の人間になるのを助けてくれるのだ。( 68ページ)
なぜ「一貫性」が大切なのか、その理由は明白である。リーダーは、自分の立場を明確に示す必要があるからだ。人は「賛同できるが態度が二転三転する指導者」より「賛同できなくとも態度が一貫してる指導者」を信頼するという調査もある。言動がコロコロ変わる人、表裏があると思われた瞬間からリーダーみなされなくなる。一つの大きなビジョンや人格を貫けない人間にリーダーの資格は無い。 (87ページ)
批判的でネガティブな態度の人間には辛い人生が待っており、発展的でポジティブな態度の人は楽しい人生を謳歌できるのだ。(127ページ)