野心のすすめ

「野心のすすめ」を読みました。電車の中で「「やってしまったことの後悔は日々小さくなるが、やらなかったことの後悔は日々大きくなる(p.25)」のコピーで購入しました。林真理子さん、数週間前にテレビでご自宅訪問みたいな番組にでていました。案外、シャイでいい人だなあとの感想をもちました。まじめで努力家でもありました。この本を読んで得心がいきました。印象通りの人です。いい奴です。備忘します。

野心が上手く回り始めると、「強運」という嬉しいおまけがついてくるのです。(p.9)
「今のままじゃだめだ。もっと成功したい」と願う野心は、自分が成長していくための原動力となりますが、一方で、その野心に見合った努力が必要になります。(p.31)
人の一生は、ほんの短い時間しか与えられていません。どのように生きていくかということを真剣に考えるのは、充実した人生を送るために不可欠なことだと思います。(p.44)
野心は満ち溢れ、自分は書いたらきっとすごいんだ、と思っているのに、一冊分の原稿を書くのは面倒くさかったし、なかなか勇気が出なかった。本を出せばすぐベストセラーになり、すっかり有名人になった自分を妄想している段階が一番楽しいわけです。いくら自信家の私だって、実際はかけないんじゃないか、書いても面白くならないのではという懸念は当然ありました。たちまちベストセラー作家となっている、虚像の自分を崩したくなかったのです。(p.95)
周りの未婚女性を「セックスしてもいいと思える(独身の)相手だったら、とりあえず一緒に住んじゃったら!?」と焚き付けてさえいる今日この頃です。(p.162)
私は隙間の時間に、何かひとつのことだけに時間を使うということはしないように心掛けています。たとえば…テレビをみるときはマッサージをやったり…細切れの隙間をどう過ごすかで、生き方さえも決まってくると思います。(p.183)