打ちのめされるようなすごい本

「打ちのめされるようなすごい本」を読みました。「ああ私が10人いれば、すべての療法を試してみるのに(P.207)」著者、 米原万里女史の早死にまことに残念でした。女史は06年5月、卵巣ガン転移、享年56歳にて永眠。この本は、ロシア語の翻訳や同時通訳の米原女史の全書評です。以前、文春「私の読書日記」の博識と忌憚ないユニークな意見に感心していました。文庫で約600ページ、読みでがありますが、最後まで飽きさせない良書です。書評に感心して注文した本を備忘します。★★

打ちのめされるようなすごい本 (文春文庫)

打ちのめされるようなすごい本 (文春文庫)

「プロになるための文章術」「会いたかった人、曲者天国」「13階段」 「笹まくら」「パンツが見える」「インザブルー」「趣味は読書」「完本 昭和史の女」「家庭でできる断食養生術」「国家の罠」「ヒトはなぜペットを食べないか」「幸せはガンがくれた」「ヒトかサルかと問われても」「散りぎわの花」「ガンから始まる」「シモネッタのデカメロン」「ショージ君の養生訓」