妖精画談

水木先生の絵を堪能しました。「ボギー」ゴルフ用語の起源でもあるボギーという名称は、人間を驚かして恐ろしい目にあわせるいたずら妖精のの総称で、イングランドの小悪魔のあだ名をボギーと呼ぶそうな。備忘します。

カラー版 妖精画談 (岩波新書)

カラー版 妖精画談 (岩波新書)

グレムリン グレムリンは20世紀になって初めて知られるようになった新顔の妖精である。機械や道具に取り付き、しばしば故障の原因を作るという。…グレムリンというのはアングロサクソン言葉で「なげき悲しむ」という言葉から来たとか…ページ54
ボギーゴルフ用語の起源でもあるボギーという名称は、人間を驚かして恐ろしい目にあわせるいたずら妖精の総称で、イングランドのサマーセットでは小悪魔のあだ名としてボギーと呼んでいる。ページ98
影男 ドイツ語で「二重に出歩くもの」という意味のドッペルゲンガーは、自分の精霊が分身となって外部に見えてしまう心霊現象で、死の前兆だという。生命力の源が複数となって肉体を離れるので体調を崩し、精神も支障きたし、その結果、死期が来るという。ページ124
イット スコットランドのシェトランド諸島には、不定形なイットというお化けが出る。イットは日本語の「それ」と同じような言葉である。イットは、まやかしの術に長けていて、見る人によって違った姿で見える…ページ160