中国経済1100兆円破綻の衝撃

中国経済は、内部で何が起きているのか…中国経済の近未来…それは一言で言えば、悲観的な未来予測」中国の現状と今後についての本です。今、中国は、不動産バブルの崩壊を株式バブルで解消する作戦で躍起になっているとのことです。それにしても第2代皇帝、蠟小平は優れたリーダーであると思います。統治は社会主義で、経済は資本主義、この具体的な施策が「経済特区」です。それを習近平は、経済に失敗した初代皇帝、毛沢東になろうとしているようです。第3代皇帝、江沢民、第4第皇帝、胡錦濤の権力闘争の中で、第5代皇帝、習近平が生まれました。習近平は自らの権力の拡大のために、公安やマスコミを駆使して江沢民一派を葬り去ろうとしています。経済はその方便に過ぎないことがよくわかりました。また「天津大爆発」の経済的な大打撃と無報道の経緯がよくわかりました。備忘します。

中国経済「1100兆円破綻」の衝撃 (講談社+α新書)

中国経済「1100兆円破綻」の衝撃 (講談社+α新書)

江沢民は、自分を皇帝にしてくれた恩人だったが、そこは感情のない政治家と言われる習近平だけに、「温将仇報」(恩を仇で返す)も全く意に介さなかった。ページ193