歴史と人間 モンテーニュ

放送大学、歴史と人間、第8回「モンテーニュ」を視聴しました「モンテーニュ」は「随想録(エセー)」の作家くらいの知識しかありませんでした。彼は、ボルドーの名門領主の生まれで、子供の頃から神童で、のちに裁判官になり真っ当に暮らしていましたが38歳で隠遁、作家生活に入りました。皮膚とシャツは違う、顔の化粧はしても心の化粧はしないとエセーで述べているそうです。これは裁判官として刑罰を加えることに懐疑的であったことが想像できます。その後、ヨーロッパ大旅行を敢行し温泉巡りをしました。途中でボルドー市長に就任することが決まり二期務めたそうです。エセーはエッセイの元語であり、中庸な悟りの境地の本だそうです。一読の価値がありそうですが、通読する勇気がでません。