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アフガン秘宝の半世紀

NHK「アフガン秘宝の半世紀」バーミヤンとメスアイナクを視聴しました。アフガンが西洋と東洋の回廊として栄えたこと、ギリシャやインド、中国の文化が融合していた地であることを知りました。そして、そのバーミヤンタリバンの大仏破壊が起きました。タリバンの中にも破壊に反対した人もいたそうですが、結局、跡形もなく破壊されました。平山郁夫画伯は、この行為を忘れないために再建に反対の立場をとりました。文化財の略奪、盗掘の品々は隣国のパキスタンで売買されることが多く、のちに日本に大量に保管されることになりました。この文化の遺産を日本から母国アフガニスタンに返還することで話が終わりました。
メスアイナクはカブール近隣の仏教寺院の遺跡で大量の仏像と壁画の宝庫です。ここは銅の産地で、アフガン政府は中国企業と開発の契約を結んでしまいました。遺跡の重要性に政府は気づき、緊急発掘を始めましたが、追いつかず、世界の支援者も開発反対の声を叫びました。またタリバンによる治安の悪化もあり予断を許さない状況に陥っています。
人類の歴史や文化を知ることは、未来を創造することです。人は積み重ねで発展してきました。その遺跡を後世に伝えることが、今生きている人間の義務ではないでしょうか。