21世紀メディア社会をどう生きるか

放送大学「21世紀メディア論」第15回 「21世紀メディア社会をどう生きるか」を視聴しました。最終回です。
授業全体をふり返り、メディア論の構図を整理したうえで、残された課題を示しています。21世紀メディア社会をいかに生きるかべきかを提言しています。
本講座の主任講師、東京大学の水越先生は唯者ではありません。講義にキレがあります。またコクもあります。内容があって、わかりやすい授業でした。日本のメディアが閉鎖的であるとの指摘がありました。例えば放送会社がインターネット会社にコンテンツを解放したがらないなど。提言内容は「日常生活実践をこまやかに見つめ実践する」「技術中心主義にならず、技術と関わり続ける」「グローカルに拡大する格差に絶えず目をこらす」「分析的、批判的でありつつ、実践的、能動的でいる」「メディアを歴史的にとらえ、その未来をデザインする」