経営参考ブック「伝える技術」

経営参考ブック「スッキリまとめてハッキリ話す 伝える技術」vol.167(みずほ総合研究所)を読みました。従業員研修のテキストとして使いました。研修の講師は私です。私を含めてですが会議の中での発言がだらだらと要領を得ません。行き当たりばったりの発言が横行しています。話す前に話す内容をまとめて、わかりやすく話すのは、人間のコミュニケーションの基本です。「平凡以下の工場」を脱し、「平凡な工場」、さらには「非凡な工場」にするために必須の教育だと痛感しました。備忘します。

何でも言葉にして伝えることが大切だと思います。伝わっている、なんて期待してはダメです。社員に明確に伝えることが、社長の一番大事な役割だと感じています。ページ5
本論に入る前に予告することが必要だと説明しましたが、これはどんな時でも話を伝えやすくする方法です。これから話そうと思ってることを、あらかじめ頭の中で整理し、「私の話のポイントは◯つあります」とこれから伝えるポイントの数を言えば良いのです。これによって相手は全体像を把握し、これから話される内容を予想できます。ページ20
曖昧な会話で終わらせないための方法は、テーマを常に意識して話すことです。今話されているエピソードは、今回のテーマ、この面でつながっているんだな、今相手が話してる内容をメインテーマとこうつなげることができるな、と目の前で展開されている話したテーマとの関係を確認しながら会話を進めるのです。ページ23
ポイントを絞る練習として効果的なのは、常にポイントは3つを意識することです。話を3つのポイントに絞ることで伝えたいことを整理します。ページ25
自分の言葉で話すことによって、自分の考えを相手に正確に伝えることができるようになります。ページ28
描写力を高めるために、固有名詞、数字、形容詞を意識して使う練習をしましょう。ページ31