ものの言い方・話し方

経営参考ブック「人を引きつけ、一目置かれる ものの言い方・話し方」vol.156 みずほ総合研究所)を読みました。副題は「会話の機微が人間関係を面白くする」です。従業員研修のテキストとして使いました。研修の講師は私です。私は若い頃に10年以上の営業経験があります。会話の呼吸が身体にしみこんでいます。上手くやっていると思い込んでいました。しかし、このテキストを読んでいると、つくずく自分は二流の話し手だと思い知らされました。話し過ぎを改善したら一流半くらいにはなれるかもしれません。この備忘します。

聞く6割、話3割のほか、大切なのは1割の沈黙。会話が途切れたときに、だまりやってしまうことがあるが、こんな時は沈黙も会話のうちと心得て、何かしゃべらなければいけないと焦らないことだ。ページ6
とにかく雑談も大切な会話なのである。私は雑談が出来る人が仕事ができると思っている。ページ9
教材として私が推奨したいのは、新聞一面にあるコラムだ。…それほど多くない字数だが、筆者の伝えたいことがわかりやすくまとめられている。とにかく文章のリズムよく、完成度が高い。ページ11
絶対という言葉使わない…栄枯盛衰は人のならい。世の移ろいも絶対という言葉を笑っているのだ。ページ14
いくらアットホームな社風でも、一流のビジネスパーソン目指すなら、勤務中のタメ口はやめるべきだ。タメ口は人間同士の距離を縮める。社内で特定の人間との距離を縮めることが、いろいろ問題が生じる原因にもなるからである。ページ15
知ったかぶりは恥ずかしい。…気をつけなければならないことがある。「知らない言葉を使うな」これである。ページ19
外で仕事に関係のない人と人間と会うとき、私はとにかく楽しい話だけするように心がけている。ページ24