算数が好きになる本

 「算数が好きになる本」を読みました。著者は桜美林大学の芳沢光雄教授です。実は、先日、函館までおいでいただき、サイコロキャラメルの教育的な価値をカメラの前で語っていただきました。近々、映像をアップします。撮影後の会食のなかで「若者の数学離れ」で意見一致しました。「ゆとり教育」「四択問題」など思考力を奪う社会情勢を確認しました。薦められたのが本書です。小学生向きの算数の本です。分かりやすい本です。大人が読んでも十分に役に立ちます。事実、恥ずかしながら例題を間違えてしまいました。また数学がなぜ必要かを得心しました。備忘します。

算数が好きになる本 算数を学ぶ意味と方法がわかる (世の中への扉)

算数が好きになる本 算数を学ぶ意味と方法がわかる (世の中への扉)

 大人の人から「この辺に間違いがあるよ」と指摘されて、その部分を見直すと、間違いは意外と簡単にみつかるものです。…「間違いがあるかないかは分からないけど、もしあったら絶対に見つけよう」と思って、自分で書いたことを一つずつ疑ってチェックしていくことが大切ですよ。ページ30
…「自分ならば注意してすれば正しい答えをみちびき出せる」という気持ちをもつと、落ち着いて計算ができます。落ち着くと注意力を保って計算ができるので、計算ミスが少なくなります。ページ49
作図で大切なことは、定規とコンパスを使って実際に図を描くことです。
日常の生活や社会の出来事、あるいは自然を観察した結果は、グラフにしてまとめておくと便利です。ページ162