「方言の形成」「方言の多様性」「現代の方言」

放送大学、日本語概説、第13回「方言の形成」第14回「方言の多様性」第15回「現代の方言」視聴しました。担当講師は篠崎晃一 先生(東京女子大学教授)です。
方言の形成過程について概説した上で、方言とは何かを捉えています。方言の実態を捉えるとともに、方言の変化過程を分析する方法について述べています。中央の言葉が地方に伝播していくので、古い言葉が周縁部分に残っています。「つらら」などの実例を用いて方言伝播の仮説を紹介しています。
現代、方言には種々の新たな現象が発生しています。変容する方言の動態を把握し、そこに関わる意識や背景について述べています。現代でも全国の地域で新しい方言が発生してます。