多様な生物の世界(2)

放送大学「初歩からの生物学」第5回 「多様な生物の世界(2)」を視聴しました。担当講師は 松本忠夫先生(放送大学客員教授)です。
動物とは呼吸するもの、生きているもののことです。40門に分類されます。節足動物門は既知で100万、推定では10億とも言われています。線形動物門は既知で1.5万、軟体動物門は7万、脊椎動物門は4.5万です。脊椎動物は魚などの海に住むものが2.5万、哺乳類が4500、鳥類が9650、爬虫類が7000前後です。両生類が4500程度です。動物らしさとは有機物を食べて物質交換、消化して排泄するということです。動物はカンブリア期に爆発的に進化しました。進化の過程で消化器の発達などがみられます。動物の体温も環境によって幅がありますが一定の温度を保つようになっています。寒い場所に住む生物は毛皮の進化によって適応しました。このように動物は環境に合わせて進化してきました。

前回に引き続いて、現在の地球にはどのような生物が存在しているのか、特に動物についてその栄養獲得様式と生活型について説明する。さらに動物の形態、生理、生態などいろいろな側面から説明する。