情報の交換(1) 個体内の情報伝達

放送大学「初歩からの生物学」第12回 「情報の交換(1) 個体内の情報伝達」を視聴しました。担当講師は二河成男先生(放送大学教授)です。
個体内の情報伝達とは、細胞と細胞、あるいは細胞内の情報伝達のことです。細胞間ではシグナル分子と受容体の間で起こります。シグナル分子としては一酸化窒素、アドレナリン、テストステロン、オキシトシンなどがあります。受容体としては膜貫通型受容体と核内受容体があります。情報を伝えたい細胞はシグナル分子を生産し、標的細胞にシグナル分子を介して情報を伝達します。例えばアドレナリンは興奮させる情報を酵素を介して伝えます。神経細胞の情報伝達は電気信号、イオンを使って情報伝達しています。この伝達情報の伝達を応用して病気の治療に利用しています。
細胞は、さまざまな物質を利用してお互いの間での情報伝達を行っている。その結果、われわれの体全体の細胞が協調して働くことができたり、子孫の細胞に遺伝情報を伝達することができる。ここでは、いくつかの代表的な体の中の情報伝達について学ぶ。