かいぎしょ 2017年11月号

「かいぎしょ2017年11月号」を読みました この雑誌は、川崎商工会議所の会報誌です。 巻頭の「大師巻」の女性社長のインタビュー記事を面白く読みました。一度面会をお願いしたいと考えています。備忘します。

「大師巻」生んだ伝統とチャレンジ精神」(川崎の心のふるさとの味を守り続けたい) 
川崎銘菓「大師巻」は袈裟をまとった僧侶をイメージしたのりを巻いた揚げせんべい。堂本製菓株式会社の看板商品だ。明治42年創業。伝統の職人技とチャレンジ精神が銘菓を生み出した。4代目の堂本典子社長はこれからも川崎の地で心のふるさとの味を作り続けていきたいと熱く語る。ページ2
…昭和50年の頃、工場は売却できましたが、大きな負債を抱えることになってしまいました。自宅兼工場の敷地の半分を売却したり、ゴルフ会員権を売却したりして、やっと乗り切りました。父から親戚にお金を借りてくるように言いつけられたこともあり、妹と一緒に行ったことを忘れません。先のことは全く判らなかったのですが、人に頭を下げることをその時教えられたと思います。ページ4
リーマンショックの時は大変でした。下請けで納めたせんべいが大量に返品され、在庫をたくさん抱えてしまいました。まさか、私たちの会社まで影響があると思っていませんでしたので、一時は売上がピーク時の10分の1程度まで落ち込み、厳しい経営選択をせまられたこともありました。今まで一度も商品の値上げをしたことがなかったのですが、値上げ実現し、やっと一息つけました。税理士さんから当時を振り返り。当座を管理していたのは「奇跡です」と言われ、必死だったことが懐かしくもあります。ページ5