BE-PAL 2018年5月号

BE-PAL 2018年5月号」をビューンで読みました。自然とアウトドアの雑誌で、普段は読むことのない雑誌です。キャンピングとかには興味なし。ざっと閲覧している中でいくつか面白い記事を見つけました。
「ルーラルで行こう」という蘭に「石積み×勉強会」の話が載っていました。「…棚田や段々畑は日本の美しい原風景のひとつ。その景観が危機に陥りつつある。石を積む技術が継承されていないのだ。」この技術を伝承するための有志による勉強会の様子をレポートしています。石積みは難しい技術ではないようですが、失われると文化、景観に与える影響が大きいことを知りました。瀬戸内海の祝島に城壁のような棚田があるそうです。3代、30年の労作だそうな。一度訪れてみたいものです。
三重県いなべ市のアウトドアクリエーター、安田さんの記事「ディープ・ナチュラリスト」も、大変興味深い記事でした。猟師をやりながら、雑貨販売や喫茶店も経営しています。安田さん、害獣を殺す場面がテレビで放映されたところ動物愛護の人たちからものすごいバッシングを受けたそうです。「…ハンターは増えすぎた動物の数をコントロールする調整役でもありますが、そのことを声高に主張する気はありません。」まっとうな方だと思いました。
「外来昆虫は食べて駆除しよう」も面白い記事でした。三重県松坂市でフェモラータオオモモブトハムシの幼虫が美味だという話でした。私、蜂は食べますが…

BE-PAL(ビーパル) 2018年 05 月号 [雑誌]

BE-PAL(ビーパル) 2018年 05 月号 [雑誌]