到知 2018年7月号

「到知 2018年7月号」を読みました。特集は「人間の花」です。今月号の中で詳しく読んだのは「全てはミツバチが知っている」「細井平州の目指したもの」という記事でした。アインシュタインが「ミツバチが地上から姿を消すと人類は4年以内に滅びる」と言ったそうです。ホントかいな? 取り上げられているハニー・ファームの船橋代表理事の言っていることは確認のしようがないことが多くて内容を疑ってしまいます。ミツバチのこと自体は納得が行くのですが、フランスでの出来事はどうかなあと思います。シンクタンクで食えなくなってミツバチに活路を見出したと読めます。細井平州は上杉鷹山の師として名を残した方です。記事の一言に感銘しました。晩年70歳のとき、鷹山に宛てた手紙の言葉「用には立たぬ老衰には候えど、少しは国の益にも立ち申すこともござ候て、人、知れども欣欣。人、知らざれども欣欣。さても旦夕楽しく存じ奉り候。」(人に知られても楽しいし、知られなくても楽しいですなあ)
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