ロボポカリプス

「ロボポカリプス」を読みました。AIと人間の壮絶な闘いを描いた長編SF小説です。小さなエピソードを積み重ねて一つの大きな物語にしています。エピソードひとつひとつが大変面白く、久々に夢中で読み耽ってしまいました。敵、スーパーAI「アーコス」人類滅亡計画の真意は最後まで明らかになりません。「地球へ」のグランドマザーなのか? 次作の含みを残してるのでしょう。日本のエピソードもあります。老人技術者ノムラ氏は、産業用ロボットを味方にして孤軍奮闘、何とか生き残りました。
スピルバーグが映画化権を取得したものの、製作の無期限延期中だそうです。多分、ロボットや戦闘の描写、荒廃した都市の情景があまりにもリアルな筆致なので、映像化するには膨大な費用がかかると思います。アニメなら何とかなりそうですが… この本はオススメです!

ロボポカリプス

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