「ソトコト」10月号 ー新しい仕事図鑑ー

「ソトコト」10月号読みました。この雑誌は自然好きな人とか、新しいことやりたいひと向けの雑誌です。今月号は「新しい仕事図鑑」の特集です。元気な若者たちが取り組んでいる新しい仕事をいくつも紹介しています。例えばイベント関連の「コミュニティビルダー」や「熱燗DJ」日本酒や料理を盛り上げる仕事、「梅干しエンターテイナー」さらには、既存事業の延長での取り組み。林業左官職人などです。今まである仕事の延長線上の仕事とまったく新しい仕事の2つに分かれています。すごいなあと思ったのは、「蜂追い」「スズメ社鳥」「銭湯活動家」の記事でした・特に「蜂追い」で32歳熱田安武氏のスズメバチを漬け込んだ「蜂酒」には驚きました。日本でただ1人の仕事とかいうのはそれだけで素晴らしいことだと思いました。
心配なのは、新しい仕事始めてまだ十分に煮詰まっていないのに、この雑誌に取り上げられているような仕事もありました。今後が、心配になりました。 「気張らないようにね」とアドバイスしたくなりました。備忘します。

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そんな柴田さんが仕掛けるイベントには、毎回数十人の参加者が集まる。平均25日としても、1年で5,000人が参加する計算だ。なぜそんなにイベントに人が集まるのだろうか? 誰もがSMSを情報源として頼り、知った気になっていますが、 行ってないし、聞いていないから自分の言葉で語れない。課題だって一切解決しない。その状況に気づき、寂しさを感じた人たちが、リアルな人とのつながりやコミュニケーションを求め始め、イベントに足を運ぶようになっているんだと思います。ページ32
やってみたら楽しそうだな、と思うならやるべきだと思います。結果、うまくいかなかったとしても、自分の内側のモヤモヤは減っているはず。僕はわりといつまでも「あのときあしていたら」と後悔してしまうタイプなんですが、やらないまま後悔するよりも、やって後悔したほうが圧倒的にいい。どうせ悩むなら、好きなことで。ぼくはそう思っています。ページ57
蜂追にしろ、ニホンミツバチの養蜂にしろ、そんなの「無理」と言われてきました。でも蜂追を仕事にしているのは、多分日本で僕だけ。仕事にしたこともない人から「無理」と言われても僕は納得できません。何でもそうですが、「無理」を口にした瞬間からその人には「無理」なのです。でもできると信じて取り組む人にしかやり遂げられない仕事があります。そんな仕事に僕は一生挑戦したいです。ページ69