聞く力&質問力

人を動かす「聞く力&質問力」を読みました。人の話を聞く姿勢や考え方の本です。具体的なテクニックも参考になりました。読んでいる最中、ずっと反省していました。人の話を聞かないのは私の最大の欠点です。遅きに失してますが努力してみます。備忘します。

ひとつの質問をしたらそれをとことんまで深めていくことが大切です。積極的に、「例えば?」「具体的には?」「他にはどんなことがあったの?」といった聞き方をすることで、話をより深めていくように心がけましょう。ページ23
相手に好かれたい信頼されたいと思うなら、相手の話を聞くときには、メモをとるべし。このことを忘れないでください。ページ29
悲しい話に対しては、可能な限りゆっくりと頷くことです。そして、表情もそれに合わせた深刻さを漂わせながら、スローに行うことを忘れないでください。相手の話の内容に合わせて頷きのスピードを変える。楽しい話はスピーディーに悲しい話はゆっくりとこれが聞き方で大切な、ナヅキの「樂速悲遅」の法則なのです。ページ57
「これまでで、一番楽しかったことはどんなことですか?」「あなたが最も嬉しかった体験は?」あなたが聞くたびに、相手の気分が良くなってことがよくわかるはずです。場の雰囲気も明るくなって生き生きと盛り上がります。是非試してみてください。ページ62
ここで紹介した2つの方法、相手を見つめてうなずきながら先を促すことを、上手に恩返しをすることは、とっておきの方法です。ページ72
味、色、音、香り、手触り…。五感に訴えかける質問すると相手が生き生きとした表現にして答えを返してくれます。ページ75
それは価格が安いとか燃費がいいとか、そんな経済的なものではありませんキーワードは、すなわち以下の3つです「安全」、「価値」、「メリット」、このほかにも「安心」とか「信頼」という言葉も多かったです。この商品を購入することでこれだけのメリットがあるという言い方をして、どんなメリットがあると思いますか?と聞くのです。あるいは「どんな価値があると思いますか?」とキーワードを盛り込んで質問します。ページ92
魔法のコトバがこれです。「一つだけ聞かせてもらえますか?」これを言うと、ほぼ100パーセントの確率で相手は、「なんでしょう?」と返してくれます。この展開に持ち込むことができれば、堂々と質問することができますページ104
相手に質問するときは、自分の好みを口にしない、これに気をつけるだけであなたは今よりも気配り上手な聞き手になれることを保証します。ページ109
つまり「相手の話をよく聞く」という行動の後に、必ず「励ます」「期待する」ということが肝心なのです。相手の話を「よく聞く」ことは言うまでもありませんが、その後に「期待してるよ」という一言を付け加えるのがポイントです。人を育てるためには、本人のモチベーション上げなくてはならないのです。ページ152
私の娘がまだ小学生低学年だった頃、「今日は学校でどんなことがあったの?」お父さんにも教えてと言うと嬉しそうに友人や先生のことを何十分も話してくれたことを今でも覚えています。ページ166
「教えていただけませんか?」「教えて下さい」という思いを、「もっと知りたい」「なんとか知識を増やしたい」という情熱とともに相手にぶつけてください。教えを請われた側は、あなたの姿勢態度が真剣だと感じたなら、必ずそれに応えてくれるものです。ページ167
最初に肯定的なことを言って相手を褒め、その後に改善点を伝えることにしたのです。これだけで、私の研修のリピート率は目に見えてぐーんとあがりました。ページ176
「ご存知の方もいると思いますが」「聞いたことがあるかもしれませんが」と言って話をつなぐのです。私の体験から言うと、こうした言い方をすると聴衆もあまり抵抗なく、うなずいて聞いてくれます。ページ179
思いつくままに声を出し、質問を繰り返す。そして相手の答えを想定し、さらに質問を繰り返す。この一連の作業を、一日わずか三分でもいいのです。毎日続けてみましょう。するといざ現場で聞き役になった時、驚くほどスラスラと、言葉が出てくることに、あなた自身が驚かされるでしょう。ページ185
「それで?」「次は?」「その後は?」「それでどうなりましたか?」と繰り返されると、話では話に集中できなくなってしまいます。「というよりも」、「話は変わるけど」、(話の終盤の)「それでどうなりました?」を口癖にしないように気を付けましょう。ページ209