西鶴

むかしむかしの野坂昭如出演「サントリーコマーシャルソング」を知っていますか。


ソ、ソ、ソクラテスか、プラトンか、ニ、ニ、ニーチェサルトルか、みんな悩んで大きくなった。オレもおまえも大物だ!

シェ、シェ、シェークピアか、西鶴かギョ、ギョ、ギョエテか、シルレルか、みんな悩んで大きくなった。オレもおまえも大物だ!


この歌のなかで、シェークスピアと同様に扱われている西鶴について調べました。江戸時代のはじめ 1642年に生まれ、1693年、52歳で亡くなっています。奥さんが25歳で、ふたりの子どもをおいて亡くなり、妻の追悼のうたで有名になりました。最後の10年間は小説家になり、「好色一代男」「好色五人女」などを著しました。原文ではありませんが、ざっと、あらすじやエピソードを読んでみました。いろいろ調べてみると、「日本永代蔵」「世間胸算用」が好著とのことです。現代語訳を探して是非読んでみたいと思います。経済のことが書いてあるそうです。また藤本義一氏が「元禄流行作家西鶴」を書いているとのこと。

当時から、ギョエテはゲーテだと想像がつきました。長い間、不明にして知りませんでしてしたが、シルレルとはシラーのことだそうです、ベートーヴェン交響曲第9番「合唱付き」の原詞でよく知られる詩人、劇作家のことでした。(恥)

今日は私の誕生日です。西鶴より長く生きています。それにしても実に長い1年でした。