アイロボット

ウィルスミス主演「アイロボット」を観ました。ネットではあまりよい評判ではありません。しかし映像、内容ともに私は大いに楽しめました。確かにロボット3原則は古いテーマですが、瞬間的に「アンドロイドは電気羊の夢をみるか」を想起しました。表面的な解釈以外に別の意味を考える余地を残しています。(主人公がロボットに助けられたことや自分の身体の一部が機械化されていること、等々)最後のアクションシーンはちょっとやり過ぎかも知れません。「地球へ(テラへ)」のスーパーコンピュータ「マザー」を思い起こした人も多かったのではないかなあ。ホログラムのシーンは「銀河帝国の興亡」(アシモフ)のファウンデーションを思い出しました。


西暦2035年のシカゴでは、ロボットは既に人間のサポート役として日常生活に溶け込んでいる。そんな中、USロボティクス社(U.S.R.)は新たに開発した次世代家庭用ロボットNS-5(Nestor Class 5)型を出荷しようとていた。しかしその直前、ロボット工学の第一人者であるラニング博士がU.S.R.本社ビルで殺害される。容疑者は「サニー」と名乗る人間に近い感情を持つNS-5型ロボット。ロボット工学三原則により、絶対に人間に危害を加えないはずのロボット。はたして殺人犯になり得るのだろうか? ロボット嫌いのスプーナー刑事とロボット心理学者のカルヴィン博士は、その謎を追究するうちに、やがて、驚愕の事実を知ることになる。 (wikより)

直後にアカデミー長編アニメ賞映画「ウォーリー」を観ました。「アイロボット」の方が良い映画だと思います。「ウォーリー」こそ古典的なディズニー映画ではないかと思います。これはこれで楽しめましたが…。

尚、娘はこの映画「アイロボット」を観たあと、我が家のお掃除ロボット「ルンバ」の電源を切っていました。(大笑)