横須賀 歴史読本

「横須賀 歴史読本」を読みました。観光情報満載のムック本です。仕事の一環として読んだのですが、私の知らないことがたくさん書かれていて勉強になりました。スペシャルインタビューは小泉純一郎氏で、内容もまずまずでした。歴史好きの小泉元首相の面目躍如といったところです。備忘します。

横須賀のお気に入りの場所はありますか? (小泉氏)観音崎にある横須賀美術館なんて最高ですよ。目の前をいろいろな船が通っているし、あれほど美しい景色というのは、なかなかない。観音崎京急ホテルも人気あるんだよな。海が見えて。そこは黒船だって通っているんだから(笑) 。(17ページ)
読者の方にメッセージをお願い致します。 (小泉氏)…歴史から学ぶ事が実に多い。…生きている人や今現在の友達というのは付き合う時間が限られているからね。お互いに生きているこの時間しか見えない。その点歴史上の人物から得られるもの大きい。歴史上の人物なら、生まれた時から死ぬまでを知ることができる。そうして歴史を学ぶと、どういう人間が卑怯であるか、どういう人間が勇気があるか、よくわかるんだよね。…そういうことも本を読んでいなかったらわからないからね。人間を知るという意味において、いろんな人と付き合うというのは大事だけど、本を読んだりして、歴史上の人物の証言すると言うことも、これまた今の人と付き合うことと同じように大事ですね。(18ページ)
「軍港めぐり」日米の艦艇に大接、迫力のクルージング。迫りくる巨大な空母、海面に姿を現した潜水艦、多彩な装備を見せる海上自衛隊横須賀基地の艦艇。アメリカ海軍第7艦隊の基地である「横須賀本港」と海上自衛隊の司令部がある「長浦港」をめぐる「YOKOSUKA軍港めぐり」はアメリカ海軍や海上自衛隊の様々な艦艇を間近に見ることができる日本でも唯一の航路。今最も注目されるクルージングだ。爽やかな海風に吹かれながら横須賀の今と昔を再発見したい。(38ページ)
横須賀美術館」 目前に東京湾が広がるガラス張りの建物、それが横須賀美術館である。横須賀市の市制100周年を記念し、平成19年4月に開館した。で…まず、目を引くのは、ユニークな構造である。自然光をふんだんに取り入れたガラス張りはもとより、円形にくり抜かれた窓や段差を利用した広がりのある空間が訪れる人をアートの世界へと誘う。( 61ページ)
「ガントリークレーン」 ガントリークレーンとは、港湾の岸璧に設置され、貨物の積卸しを行う装置のことをいう。…大正12年の関東大震災以前に作られたとされ、現在は海上自衛隊横須賀造船所が使用している。(96ページ)