目標管理のやり方が面白いほどわかる本

「目標管理のやり方が面白いほどわかる本」を読みました。仕事上の読書です。忘れていたところも多く、勉強になりました。「目標による管理」は「プロセス管理」であることを肝に銘じました。人間を信頼することが大事であるも再認識しました。備忘します。★★

自分自身で目標を立て、自分自身でその達成をコントロールすることが目標管理のミソなのです。(p.12)
強制。統制。圧力が必要であるというX理論の考え方のもとでは、人間が本来もっている自主性は影を潜めてしまいますが、Y理論の考えに立てば、企業の目標と個人の目標を統合することが可能であり。個人の自己統制が可能になる…(p.20)
…人間が満足感を得る要因とは何なのか…ハーツバーグは「やりがいのある仕事につけた」「仕事が順調にいっている」「仕事が成功した」…満足要因を「モチベーター」要因と名づけました。(p.28)
…組織の上から下へと、目標が連鎖反応のように一貫性をもって設定されることが必要です。(p.46)
目標設定は…できるだけ重点化して、五つくらいに絞り込むことが必要です。(p.48)
…できるだけ工夫して測定可能な目標の設定につとめることが望ましいのですが、…スケジュール目標とすることによって…チェックすることができる…(p.54)
マクレランドは達成動機の基準として。「卓越した目標に挑戦すること」「独自なやり方で達成しようとすること」「長期間かけて達成をはかろうとすること」の三つをあげています・(p.58)
…目標の設定がうまくできるかどうかで成果が決まってくるといっても過言ではありません。(p.68)
…目標を設定するということは、目標に到達するためのプロセスを設定するということになります。目標管理とは「プロセス管理」であるといっても過言ではないでしょう。(p.80)
…今のやり方、プロセスを変えようとすると相当の覚悟と努力を必要としますし…トップからボトムまでの一貫した決意と努力が必要となります。(p.84)