遊びと芸術

放送大学文化人類学、第8回「遊びと芸術 」を視聴しました。京都大学の岩谷彩子先生の講義です。難しい分析です。「遊び」の定義、意味について述べています。日本における遊びにたけた人を粋人として尊敬されました。遊びは意味のない暇つぶしではありません。インドの映画「ラッチョ・ドローム」は旋回を特徴とする舞踏を紹介しています。この舞踏は労働と遊びが融合したものでした。能の動きのなさ、動物の物真似、めまいを催す舞踏、遊びから始まった非日常的な経験が昇華し芸術となりました。遊びは気づきを与える重要な人類の活動です。