生物学を学ぶ意義

放送大学「初歩からの生物学」第1回 「生物学を学ぶ意義」を視聴しました。担当講師は 松本忠夫先生(放送大学客員教授)です。
生物学とは「すべての生物および生命現象に関する科学」のことです。生命科学は人間の生活に深く関わっています。健康、医療技術、農業、診断、生命倫理、基礎研究、環境問題、脳の働きなど広い分野のわたっています。生命科学を生命技術に応用することにより人間の生活に役立つといえます。進化論は世界の見方を一変させました。生物学は、生命の誕生の謎、DNA、光合成、細胞、有性生殖、運動、視覚、ホメオタシス、意識、死、いろいろなテーマを扱います。なぜ人は老いるのか?なぜ生物には性があるのか?なぜ生物同士協力するにか?…どのようにして、生命圏は終わりを迎えるのか?生物学は記憶する学問ではなく考える学問です。

本章は全体の序章として、生物学とはいかなるものか、そして学ぶ意義について考える。そのために、生物学とはどのような学問構造をしているか、また、どのような研究課題があるかの大筋を学ぶ