韓中衰栄と武士道

「韓中衰栄と武士道」を読みました。漫画家、黒鉄ヒロシさんの3年ほど前の著作です。この本を武田鉄矢のラジオ番組で紹介していました。文章は若干読みづらいですが、なかなかの物知りです。中国、韓国は、子供っぽいので相手にしない方が良いという論です。中国、韓国の最近の行動は、ほぼ予見していました。北の予想はしていませんが、歴史から見て、トップが国から逃げ出すのではないかと予言しています。さてどうなることやら。備忘します。

韓中衰栄と武士道

韓中衰栄と武士道

これも先に書いたが、この4000年という数字と今日とが不連続であることを、多くの日本人はもとより、この国に住む人たちも理解してないんだからお手上げである。ページ37
結果として悲惨な生活状況から抜け出せ、改良された土地と教育を手に入れたのは併合の産物であったという事実を知る世代が、ここいらで押し返しておかねば、100年、1000年後には、でたらめな主張が史実に化ける恐れがある。ページ55
やっと教えても無駄であることに気づき、福沢諭吉が書いたのが「脱亜論」である。当面の相手は朝鮮だったが、諭吉「脱朝論」とはせず「朝」の箇所を亜」して拡げた。ページ100
寺内一派の強権的併合に強く反対したのは、韓国人による内閣を構想していた伊藤博文である。ページ128
共産主義の敷布団に、資本主義の掛け布団を比較かぶって眠る化け物の正体は、数千年変わらぬことのない中華思想である。化物は、今、しきりに不気味な寝言を呟いている。ページ138
…秀吉の文禄、慶長の駅においてもトップは逃げまくった。かの国は、ことあればトップが逃げ出すという、雅というか、奥ゆかしいというか、なんというか、逃げの美学のようなものが育まれてきた。ページ164
中国や韓国の考え方の腑分けなど、もうよい。結論はとっくに出てしまっている。彼らを理解する努力など無駄である。日本人がこれから先をどうするかに絞った、覚悟の問題について考えた方が良い。ページ170
領土を主張するなら、外交力と軍事力のいずれかが必要であることがわかった。我が国が外交力を以てするとき、相手もまた外交力で対応してくれなければ、話にならないこともわかる。外交力を支えるものが国際法であることもわかる。では、相手が聞く耳を持たず、軍事力で迫ってきた場合はどうするか、どうなるか。ここでの切り札の「ならぬものはならぬ」を出すのは「軍事力では対応しない」との日本国憲法を持つ我が国においては、ちと早い。自衛のための道が残されているが、その際の国民の「覚悟」のあるやなしや。ページ225
(戦争中)鈴木貫太郎首相は同盟通信の海外向け英語放送通じて弔意を表明する。「今日。アメリカが優勢であることにおいては、ルーズベルト大統領の指導力が非常に有効であり、それが原因であることを認めるのにやぶさかではない。家に私は、ルーズベルト大統領の逝去が国民にとって非常なる損失であることがよく理解できる。ここに、私の深甚なる弔慰をアメリカ国民に表明する次第であります。」ページ243