地球の静止する日

地球の静止する日 」を観ました。1951年に制作されたモノクロの映画です。ロボット、ゴートの単純なフォルムは美しい! 後の映画に大きな影響を与えたことが想像できます。第二次大戦の戦争未亡人が出てきたり、ソ連との冷たい戦争が影を落としています。宇宙人を通じて平和を願っている映画です。好感が持てました。

あらすじ(ネットから要約 http://movie.walkerplus.com/
ウォシントン上空に奇怪な船体が現われ、着陸するとクラートゥという、奇妙な服をまとい英語を喋る男が現れた。彼は他の遊星から飛来し、危害を加えるものでないと云ったが、警備兵は彼に向かって発砲した。すると船体から巨大なロボットのゴートが現われ、周囲の武器をすべて破壊しようとした。だがクラートゥはロボットをとどめた。彼は大統領秘書に、地球上の指導者たちが他の天体の征服を企画する限り、他の遊星からの攻撃を受けるから忠告したいと申し入れた。だが指導者たちは彼と同席することを拒んだ。クラートゥは姿を消した。実は彼は普通の服を着、仮名を使って宿屋に住み着いたのであった。彼は美しい戦争未亡人ヘレンとその息子、それに彼女の許婚トムと知り合った。有名な科学者バーンハート教授1人が、クラートゥの使命遂行を助けた。クラートゥは使命の重大さを認識させるため、翌日の正午に世界中の電気を止めてみせたが、彼の意図は誤解され、クラートゥを逮捕せよと命令が出された。トムはクラートゥの本体を知り、軍隊に通報した。逮捕されるとき、クラートゥは致命傷を負った。ヘレンは彼から托されたタブーの文句をゴートにきかせ、ゴートによる市の破壊は免れた。ゴートはクラートゥをとりかえし、彼は生き返った。地球の科学者会議が開かれ、一同はクラートゥの警告を受け入れた。クラートゥはヘレンらに送られて再び地球を去って行った。